犬心フードシリーズ全品欠品のお知らせ

今年8月末、弊社ドライフードの製造委託工場において、同じ建物内事業者からの出火が原因となり、火災事故が発生いたしました。

すでに別拠点において緊急生産を進めておりますが、現在のところ「犬心」ドライフードシリーズ全品(トリーツ・サプリを除く)が欠品となっております。
お客様には、大変なご迷惑をお掛けし誠に申し訳ございません。

今後の対応については、以下の記事にてご説明をしております。
フード工場火災事故に伴う今後の対応について

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20201.08Wed

犬の食手帳

犬のタンパク漏出性腸症・腸リンパ管拡張症、3ポイントの食事対策

食事中の「脂肪」と「消化しにくさ」が問題となる犬の病態が2つあります。「タンパク漏出性腸症」と「腸リンパ管拡張症」と呼ばれる腸疾患です。これら病態のワンちゃん達は、「低脂肪で消化しやすい」食事をあげなければなりません。

このページでは、「脂肪食」「消化不良」が問題となる2病態とその食事対策について、ご案内します。

<目次>

「高脂肪」「消化しにくい」がNGとなる犬の2病態とは?

脂肪が多いドッグフードを食べると下痢をする、すぐに消化不良になる、ワンちゃんにこんな症状は見られませんか?「脂肪が苦手」「消化不良になりやすい」傾向の犬は、次の2つの病態が関係しているかもしれません。

①タンパク漏出性腸症

②腸リンパ管拡張症

これら2つの病態の犬では、過剰な脂肪が炎症をおこす原因になると共に、タンパク質などの消化吸収がうまくいかなくなります。その結果、血液検査で総蛋白・アルブミンの数値が低下し、場合によってはひどい下痢が慢性化してしまいます。

犬のタンパク漏出性腸症/腸リンパ管拡張症、3ポイントの食事対策

犬のタンパク漏出性腸症/腸リンパ管拡張症では、食事対策が必須です。具体的には、次の3ポイントが重要です。

ポイント①良質な低脂肪

脂肪の「量」を少なくすることはもちろん、「質」も大切です。酸化していないフレッシュな脂肪であると共に、炎症が起こりにくい脂肪の種類・バランスがポイントとなります。

ポイント②消化しやすい

できるだけ消化しやすい食事・ドッグフードが望まれます。

ポイント③腸の炎症ケア

タンパク漏出性腸症/腸リンパ管拡張症の犬は、腸で「免疫異常による炎症」を起こしています。そのため、免疫バランスを維持する食事が好ましいところです。

「低脂肪で消化しやすい」ドッグフードについて

タンパク漏出性腸症/腸リンパ管拡張症のワンちゃんにお勧めのドッグフードが「犬心 シニアサポート+」です。こちらは、シニア犬用に開発した商品ですが、「低脂肪で消化しやすい」という特徴があり、犬のタンパク漏出性腸症/腸リンパ管拡張症に対応した食事療法食となっています。

「低脂肪」と「消化しやすい」、両立の難しさ

実は、犬心のようなナチュラルフードで「低脂肪」「消化しやすい」という2点を両立させることは難しい面があります。

成分を細かくするような処理を施したり、人工的な原料を使用するのであれば、低脂肪・消化しやすさを両立させることは可能です。しかし、自然原料&製法で「低脂肪」にすると、食物繊維が多くなるなど、どうしても「消化しにくい」という要素が出てきます。

「犬心 シニアサポート+」では、タンパク漏出性腸症/腸リンパ管拡張症をケアするために、ナチュラル品質で「低脂肪」「消化しやすい」を実現した希少価値を有しています。

特徴①良質な低脂肪・特殊加工のクリルオイル

脂肪量を約8~9%におさえるとともに、「酸化していない脂肪」にこだわった原料選択・製法をとっています。さらに、ドッグフードで世界初の原料「特殊加工(シクロデキストリン化)したクリルオイル」を配合していることも重要ポイントです。

※「特殊加工クリルオイル」の有用性

クリルオイルは、南極の海でとれる「オキアミ」という海洋生物由来の脂肪分です。腸の炎症を緩和させる「オメガ3脂肪酸」を豊富に含む原料です。

「犬心 シニアサポート+」では、クリルオイルの吸収性を高めるために、「シクロデキストリン化」という特殊加工を施しています。この「特殊加工したクリルオイル」がタンパク漏出性腸症/腸リンパ管拡張症ケアの重要成分となっています。

特徴②独自ブレンドによる消化しやすさ

ナチュラルフードで困難な「低脂肪」「消化しやすさ」を両立させるために、「犬心 シニアサポート+」では全ての原料の選定・加工・配合比率にこだわりました。

特にポイントとなった要素は、「穀物の加工方法とブレンド」です。ナチュラルフードで低脂肪にした場合、総合栄養バランスを考えるとどうしても穀物などの割合が多くなり、そのまま配合するだけでは消化が悪くなりがちです。そこで、「犬心 シニアサポート+」では、「炊飯したお米」をうまく活用し、穀物の配合比をコントロールすることで消化しやすい仕上げを実現しています。

特徴③免疫キープの2成分「βグルカン×LPS」

タンパク漏出性腸症・腸リンパ管拡張症は、小腸や十二指腸の「炎症」によりタンパク質の吸収がうまくできないという病態です。そして、炎症は免疫細胞の異常により起こる、という側面があります。

つまり、免疫細胞を正常にキープすることが大切なポイントになります病態ケアに大切です。

「犬心 シニアサポート+」では、キノコ(はなびらたけ)に含まれる「βグルカン」と菌由来の「LPS」を十分量配合することにより、免疫キープのスイッチが入る内容に仕上げています。

追記メッセージ

犬のタンパク漏出性腸症・腸リンパ管拡張症の食事対策について、いかがでしたでしょうか?わかりにくいところがあれば、お問い合わせいただければ幸いです。

正直なところ、「犬心 シニアサポート+」は、発売当初からタンパク漏出性腸症・腸リンパ管拡張症を意識していた訳ではありませんでした。これら2病態に良いドッグフードを研究していた際に、実は「シニアサポート+」が非常に優れていると後から気づいたのです。

ナチュラルフードで実現が難しい「低脂肪で消化しやすい」という基本設計に加えて、「免疫キープ」にもこだわった「犬心 シニアサポート+」。タンパク漏出性腸症・腸リンパ管拡張症のワンちゃん達に、自信をもってお勧めできるフードです。

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「犬の食手帳」とは、犬の食事について研究していく過程で得た、様々な情報を発信していく「犬の食にまつわる情報マガジン」です。ナチュラル療法食「犬心」の活用法を中心に、病気のワンちゃんはもちろん、健康な子の食事も含めて、「愛犬の食の悩み」を解決に導く情報を発信していきます。 犬の食に精通した専門家が執筆しているため、動物栄養学にもとづく、確かな情報をお届けします。

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