犬心フードシリーズ全品欠品のお知らせ

今年8月末、弊社ドライフードの製造委託工場において、同じ建物内事業者からの出火が原因となり、火災事故が発生いたしました。

すでに別拠点において緊急生産を進めておりますが、現在のところ「犬心」ドライフードシリーズ全品(トリーツ・サプリを除く)が欠品となっております。
お客様には、大変なご迷惑をお掛けし誠に申し訳ございません。

今後の対応については、以下の記事にてご説明をしております。
フード工場火災事故に伴う今後の対応について

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20206.23Tue

犬の食手帳

犬のクッシング症候群、食事対策4ポイント

横になっている犬

難病とされている犬のクッシング症候群。実は、食事療法があることをご存知でしょうか?

このページでは、クッシング症候群の症状・原因・治療法などを簡単にご案内すると共に、あまり知られていない食事対策について、4つのポイントに整理してお伝えします。

<目次>

  • クッシング症候群の症状・原因・治療方法
  • 犬のクッシング、食事対策4ポイント
  • クッシングにお勧めのドッグフード(食事療法食)
  • 追記メッセージ&まとめ

クッシング症候群の症状・原因・治療方法

水を飲む犬

クッシング症候群(別名;副腎皮質機能亢進症)は、犬でよく見られる内分泌疾患であり、コルチゾールなど副腎皮質ホルモンが過剰に分泌される病気です。そして、ワンちゃんのクッシング症候群では、下記のような症状・原因が一般的です。

クッシング症候群の症状

  • 水をよく飲み尿も増える(多飲多尿)
  • 「脱毛(左右対称の脱毛)」「黒ずみ(色素沈着)」など、皮膚トラブルが見られる
  • 足腰が弱くなり散歩に行きたがらない(筋力の低下)
  • 呼吸が速い(すぐにハアハアする)
  • お腹が膨れてくる (脂肪の移動に伴う体形の変化)
  • よく食べる(常に空腹状態のケースもある)

クッシング症候群の原因

犬のクッシング症候群の原因として、一般的には

  • 脳下垂体もしくは副腎の腫瘍
  • 医原性(ステロイドの長期投与など、薬の副作用による負担)

が知られています。また、弊社の研究から「菌などの感染」「自己免疫異常」「身体に悪いものの体内蓄積」「必須栄養の不足」「脂質代謝異常」なども原因になりえると考えています。

クッシング症候群の治療方法

犬のクッシング症候群では、「アドレスタン」など副腎皮質ホルモンの過剰分泌を抑える薬剤治療が一般的です。そして、現代の動物医療において、クッシング症候群は難治性の病気と考えられており、アドレスタンなどのお薬は生涯飲み続けることが推奨されています。

薬剤治療の留意点

一方で、アドレスタンなどは強制的にホルモンを抑えるお薬であるため、過剰投与には注意が必要です。ワンちゃんにとって過剰なアドレスタン投与が続けば、副腎皮質ホルモンの分泌が逆に少なくなってしまい、「アジソン病(副腎皮質機能低下症)」を発症するケースもあります。アジソン病を発症すると、クッシング症候群よりも治療が難しくなりがちです。

犬のクッシング、食事対策4ポイント

犬のご飯

犬のクッシング症候群では、食事が重視されることはほとんどありません。しかし、クッシング対策において、食事は治療の両輪ともなる大切なポイントです。

クッシングに食事が大切な理由

クッシング症候群のほとんどのワンちゃんは、下記3点の栄養代謝トラブルを抱えています。

  • 脂質代謝の異常(コレステロールや中性脂肪が高い、高ALP、胆泥症・膵炎などの併発)
  • 体内タンパク質の分解(痩せ気味、脱毛など)
  • 高血糖になりやすい(糖尿病の併発など)

これらに加え、腸内環境が乱れがちという子も多いです。そのため、犬のクッシングでは合計4つのトラブルに対して、食事対策をとることが大切です。

食事対策①良質な低脂肪

クッシングのワンちゃんのほとんどは、脂質代謝にトラブルを抱えています。そのため、「低脂肪」にすることが最も重要な食事対策になります。

「低脂肪」プラスαの対策

一方で、「低脂肪」なら何でもOKという訳ではありません。脂肪の量だけではなく「質」にも注意を払う必要があります。

具体的には、「脂肪の酸化を防ぐ(フレッシュな食材活用&加熱を控える)」「脂肪酸バランス(脂肪の種類)に配慮する」という2点が良質な低脂肪食を実現するポイントです。

食事対策②中程度量のタンパク質

犬のクッシングでは、ホルモン異常により体内タンパク質を過剰に分解してしまう、という現象が起こり、必要なタンパク質が不足しがちになります。そのため、タンパク質をしっかり補給することが大切です。

一方で、クッシング症候群は肝臓負担につながるケースも多く、タンパク質を多くしすぎることにもリスクがあります。そのため、消化吸収・代謝利用されやすい良質なタンパク質を中程度量含んだ食事が望まれます。

食事対策③血糖値が上がりにくい食事

クッシング症候群は、糖尿病を併発しやすい関係性にあります。そのため、血糖値が上がりやすい食事は避けなければなりません

食事対策④腸内善玉菌アップ

弊社の研究において、クッシング症候群の犬では腸内環境が乱れている傾向にあります。そのため、善玉菌を生きたまま腸に届けたり、乳酸菌・ビフィズス菌が増える栄養を補給することも有用な対策となります。

クッシングにお勧めのドッグフード(食事療法食)

以上、「犬のクッシング症候群・4つの食事対策」を全て実現したドッグフード(食事療法食)が、「犬心 糖&脂コントロール」です。

「クッシングの食事対策4ポイント」以外にも下記の特徴を有した、他には無いタイプのフードです。

  1. クッシングと共に併発しやすい7疾患に対応
  2. 健康なワンちゃんでも過不足なく必要栄養を補える総合栄養食
  3. 「人も食べられる」ナチュラル品質の内容で、安心して長く続けることができる

無料のお試しサンプルもご用意していますので、ご検討いただければと思います。

 

追記メッセージ&まとめ

クッシング症候群の食事対策」についていかがでしたでしょうか。 あまり知られていない内容ですが、私たちは「クッシング症候群における食事の大切さ」を日々の活動の中で痛感しています。クッシングで困っているワンちゃん達のお力になれれば幸いです。

下記、このページで掲載した内容のまとめです。

  • 犬のクッシング症候群には、特徴的な症状・原因がある。
  • クッシング症候群の治療法として、アドレスタンなどの薬剤投与が一般的であり、食事対策はあまり知られていない。
  • 犬のクッシング症候群の食事対策では、「良質な低脂肪」「中程度量のタンパク質」「血糖値が上がりにくい食事」「腸内善玉菌アップ」の4点が重要。
  • クッシングの食事対策4ポイントを全て満たしたドッグフードとして、「犬心 糖&脂コントロール」がお勧め。

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「犬の食手帳」とは、犬の食事について研究していく過程で得た、様々な情報を発信していく「犬の食にまつわる情報マガジン」です。ナチュラル療法食「犬心」の活用法を中心に、病気のワンちゃんはもちろん、健康な子の食事も含めて、「愛犬の食の悩み」を解決に導く情報を発信していきます。 犬の食に精通した専門家が執筆しているため、動物栄養学にもとづく、確かな情報をお届けします。

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